Akino-ya Banka’s Room
Evangelion SS 「Lonely Ⅰ」



濡れた髪のLonely<reboot>」についてのApology…

何で今更reboot!?

 …なんてこたぁ、万夏ワタクシめが一番思ってます。ハイ。
 書きたくなった!ただそれだけ!…茹だってますね。まあ、このサイトなんてそんなんばっかりですから、今更お気に止められるようなもんでもないかも知れません。
 その昔某サイトへ献じた「濡れた髪のLonely」をこの度リブート。ってのが、俄にこれの続編が書きたくなったからなのですね。

 「水の中の風」も含めるとすっかり長くなっちゃった「夏服 最後の日」のシリーズはそもそもここからのスピンオフだったのです。(だから「サキが死ななかった話」)こちらでのサキは三十路前に闘病の末他界してしまい、タカミ君は猫マニアでカヲル君の主治医のリツコさんと入籍済み。リツコさんのいっこ下くらいの設定。カヲル君はそこから更にマイナス7歳。大学生で同級のシンジ君とルームシェア中。まだレイちゃんとも出会えてないので、今のところシンジ君only。じゃ、この話は何?…というと…カヲル君にしてみたら、タカミ君は落ち込んだときに頭撫でて匿ってくれる人というスタンスで、これはタカミ君も同様。リツコさんは気づいてるけどタカミ君のスタンスを理解してるので浮気と見なしてはいません。サキとのことは出会う前なのでノーカウント。

 シンジ君サイドから言えば(その時点では紛うことなき邪推の)嫉妬に狂ってカヲル君を押し倒したら、本当に向こうへ転がっていってしまったという悲惨な役回り。(ここに関しては不動…)本来は「タカミ君がらみのS2」をコンセプトとして書いた(確かそーゆうリクエストだった)筈が、いつの間にかタカミ君の方にウェイトかかってたというのは…まあお約束?(こらこら)

 同じお話でも歳くってものの考え方とかが変わってくると、書きにくかった部分がつらつらと出てくるので面白かったです。何、結果としてナニの描写がしつこくなっただけって?まあ、そうとも言いますね。

 タカミ君とリツコさんの使ってるコロンが同じというのはリブートの後付け設定。ロクシタン「ヴァーベナ」あたりをイメージしてます。柑橘系の爽やかな香り。伏線のような、そうじゃないような。ふふふ。(笑)

 そういえば、作業中に気づいたのですが…この世界線のタカミ君はどうやら下戸じゃないようです。ブランデー入り紅茶でなく紅茶入りブランデーなんぞ嗜んで平然としてるようですから。それともサキに死なれてから一時飲んだくれてる間に強くなっちゃったとか。…それはないか(笑)
 まあ莫迦話はさておき、ここのタカミ君はサキにも、多分イサナにも先立たれてるもんだから、自分がしっかりしなきゃ!とは思ってるでしょうな。

 「濡れた髪のLonely」については今更説明不要かと。池田聡さんです。しっとりした切ない系ラヴソング。昔何かのCMソングだったのでご存じの方が…いてもアラフォー以上だろうなぁ(汗)でも素敵なんです。聴いてください、以上!

 それでは皆様、次回まで万夏が正気でいたら・・・・・いや、何も申しますまい・・・・・

2019/11/11

暁乃家万夏 拝

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