永遠のもう少し

起こしてしまうことと…また衝動に流されるのが怖くて、イサナは身体を離した。駄目な訳じゃないだろう。そんな甘えがあった。先程までここにあった香りに揺り起こされたのは、妬心だけではなかった。第二話、イサナSide