「溺れる魚」についてのApology…

どんだけ苛めれば気が済むんだ!と言われそうだ。

 どうにかしてくれこの縺れ具合。
 なぁんてぼやいたって「自業自得!」と叱られるのが関の山なのですが。「沈黙」シリーズも何と吃驚7本目。しまった、裏なのにそーいう色っぽいシーンがいっこもない!しかもほぼ全編、蜿々とイサナ&リエ姐の陰険漫才という大層怖い話になってしまいました。でも書いてて楽しい…というか、結構あっという間に書けました。本当はイサナとミサヲちゃんのイイ場面が書きたいのに、どうしてこうなってしまうのでしょう。

 まあ、タカミにしてもリエ姐にしても、なまじイサナがいつまでもぐだぐだ悩んでるとサキがいくらでも苦しむから、とっととプロポーズしてしまえというスタンスなのですね。タカミは酔いたくった勢いで、しかも自分はフラッシュバック起こした直後で古傷剔られた感触もさめやらぬ時に言っちゃったもんだから、却ってイサナを混乱させてしまいました(<「醜聞」)。今回は距離おいて苦虫噛み潰しつつ眺めてきたリエ姐が、業を煮やしてどストレートにけしかけてみたと。

 さて、どうなることやら。(<どうするんだ?)

 「溺れる魚」は勿論池田さん。YouTube公式とかでも流れてるので是非。最新アルバム「うたかた」…素敵です。ちなみに大家が狂ったように聞きまくって「蛍火の海」の元ネタにした「星あかりのオール」も収録されてます。 

 「陽光のファルセット」タカヒロ君がサキに拾われる話も書いてみると面白いかもしれない…とか思いつつ(あ、ヨコシマな話を考えてる訳では決して…)そろそろちゃんとこのシリーズも完結させてやらねば!と思ってます。はい、本当に。

2022/7/14

暁乃家万夏 拝

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