以下の文章は、1996年8月に隠し部屋が発足して約2年ばかり細々とやっておりました「万夏の戯言」という大家との莫迦話を復刻したものです。
莫迦話なんか復刻すんな、という向きもございましょうが、「これはこれで、なかなか笑えるぞよ」というありがたい御諚をいただいたりもしましたので、この度復刻することにしました。
それでは、どうぞ!


今更ON AIR記念
第弐拾四話「最後のシ者」
ON AIR版に関する万夏の戯言
1996,9,1

暁乃家 万夏(以下 万):なんであんたがここにいるの?

千柳亭 春宵(以下 柳):あんた一人に喋らせるのはあんまりにも剣呑だってんで、柳がセーブしに来たに決まってるでしょうが。

万:・・・・・火に油を注ぐようなもんだわ

柳:それを言うなっちゅーに(^^;

微笑みの爆弾(^^;

万:なにのっけからノスタルジー呼び起こすようなタイトル挙げてんだか。

柳:でもそう思いません?いやもうNN兵器なんかメじゃない破壊力!!ゲートの所でシンジ君に向けたのと、ターミナルドクマでレイちゃんに向けたあの微笑!。柳は完全にアレで壊れましたね。

万:浴場のシーン、「好きってコトさ」のときの笑みも良い。誘惑者の笑みだな、ありゃ。

柳:・・・・・。「カヲル受」主義は返上かい?万夏・・・(^^;

万:別に誘惑する方が攻と決まった話じゃないでしょうに。そもそも、どっちがどっちにしたってあのシンジ君が、カヲル君のリード無しにコトが進められると思って?それに「カヲル受」はここの共通項でしょうが。やるかやらないかの違いでしょ。

柳:身も蓋もありゃせんな(ーー;全く。だぁかぁらぁ!!\(><)/ 違うんだってば!! いつの間にここはカヲル受サイトになったんだ!?

万:柳が裏の存在を許可したときからでしょ。

柳:・・・・・・・・・(ーー;

万:反論できるものならやったんさい。己の首を絞めるだけだから。

柳:・・・・・・・・(ーー;でも、表はやんないからね。誰にも読んで貰えるぺえじなんだからねっ!?

万:とりあえず今はそういうことにしといてあげよう。いまさらどれだけの人が信じてくれるかはさておき・・・・・。

柳:うっうっ・・・・とんでもない部屋を作ってしまった・・・・・(;;)

どこ見てるの(^^;

柳:(おフロのシーン)しっかし・・・・・カヲル君の一言ひとことにいちいち赤くなってるシンジ君、かわいいですね(^^)

万:カヲル君の方が赤くなるようなコトを並べるからでしょ。

柳:それは否定しない(ーー;あれじゃあもとからそっちの素養があるみたいだもんね。なんたって『・・・・君と?』だもんなぁ。柳としては極力額面通りとりたいんだけど。

万:・・・日本中のEVAサイト捜したって、そんなお子様な持論のトコはないと思うぞ。「寝る」って言葉を額面通りとってるサイトがあったら見てみたいわ

柳:・・・・・・・だろうなぁ・・・(;;)

万:おまけにあのアングルは危険。どこ見てんのかなー?(^^;

柳:わぁぁぁぁぁっ\(><)/何言い出すんだぁっ!!

万:おあつらえに電気消えちゃったしねェ・・・・。ま、よかったね柳。次のシーンで二人ともちゃんと服着てて

柳:慰めになるかい(ーー;怖い想像させんじゃないわ(ーー;

万:ほんとうにヤバいのは、想像できてしまう柳の頭ん中じゃないの?

柳:(ぐしゃっ)

万:あ、壊れた。

「僕が無理言って泊めて貰ってるんだ」

万:・・・・にしちゃぁ、用意がいいやね。布団も枕も二人分とは。あんな狭い部屋にお客さん用に布団と枕用意するほどのスペース割かせていいのか?

柳:さすがに、いくら服着てたって同衾はヤバイでしょ。

万:アスカちゃんとヒカリちゃんはやってたけど?(23話)

柳:・・・・・相手が相手だけに、洒落にならないからかな・・・・。それにヒカリちゃんのベッドほど広くなかったし(シングルとセミダブルの差?)、もし一緒だと、ひっつかんことにはどっちかが落ちる。もしそんなことになったら、カヲル君はともかくシンジ君なんか眠るこたぁいらんわね、一晩中(^^;(参:9話)

万:あの時は未遂だったんだよね。ま、カヲル君はまかり間違っても「おかあさん」とか呟いたりはしないだろうから、めでたく既遂でしょう。

柳:(・・・・・・またこいつは・・・・・・(- -;)シンジ君って誰でもいいのか、結局!?

万:・・・・・らしいじゃない。原作のお墨付きでしょ?

柳:誰かこの暴走ダミープラグ野郎を止めて・・・・・・(;;)

「やはり僕が下で寝るよ」

万:ほらね、やっぱだわ、カヲル君

柳:だーかーらー(;;)(そういうコトにボールドつけるか!?)どうしてそっちに飛ぶの!? 額面どおりとるって事が出来ないのか、あんたは!?

万:だからとってるじゃないの。額面通り。

柳:どこがじゃ(;;)深読みというより逆読み、穿ち読みの類じゃないかあぁぁぁ!!」

万:そんなん百も承知に決まってるでしょうが。そーでなきゃ面白くないよ? 本筋どおり書くのもSSなら、あえて穿ちすぎとも思える別解釈をするのもSSの面白味ってものでしょう。

柳:理路整然としてるようで、どっか強引だな・・・・・・・。

万:・・・・・第一、シンジ君にサロメ演らせても面白いかも、なんて発言をする奴にそんなこと言われたかないねぇ。

柳:こっ・・・・この地獄耳・・・・・

万:当然ヨハネがカヲル君だね。で、ヘロデが外ン道。ヘロデアは・・・・・・

柳:このさい除外。

万:他人のことが言えるか、この異常者が(–;

柳:でも柳としては、あの首の行方が大変気になる!あのままLCLの中に浸けとくなんて可哀相すぎる・・・・・・・(;;)

万:だからって、シンジ君に抱かせるのか、生首を!?

柳:シンジ君がキレたらやってくれるよ、きっと

万:そういうネタは夏場のうちにやっとくもんだわ(–; ぜんぜん恐くない怪談なんか書いてないでさ

柳:(ぐさっ!)い、いーんだもん。外ン道に一泡吹かせたし。

万:柳。それが目的か?

柳:・・・・・当初は違ったはずなんだけどねー・・・・・・あはっ。あはははははは・・・・・

万:笑って誤魔化すか? ま、いいわ。とりあえずこの辺で今回はしめるから。

柳:今回って・・・・・ひょっとして次回がある訳!?

万:あったりまえでしょうが。あんた一人「寝言」と称して好き勝手しゃべらしとくわけにはいかないよ?

柳:うそだー・・・・・・・(;;)

万:それでは皆様、次回があればまたお会いしましょう(^^)

1997,9,1