EVAについての万夏の戯言
噂の24話準備稿についての特別拡大版
千柳亭 春宵(以下 柳):やっぱり、こういうことになったか・・・・(ーー;;;
暁乃家 万夏(以下 万):なにを初っぱなから不景気な顔してるかなぁ?
柳:別に、不景気じゃありませんよ(ーー;; 不吉な予感に胃がしくしく痛むだけさ(ーー;;
勿体無くも、噂の準備稿について「寝言」拡大版 version2を!というご要望をいただきましたので、今回の「戯言」を拡大版ということにして書かせていただくことになりました。※1)
万:リクエスト下さったさよこさん、ありがとうございます(^^)/~~~~
ま、あれだな。準備稿の話を万夏抜きでやろうったって、そりゃ無理よぉ♪ 大体、一時資料(件の準備稿)にしてからが、殆ど裏ページ的素材でしょうが。結局、書く書くっていってた準備稿元ネタSS※2)も結局万夏になすった癖してサ
柳:う、あ、あれは・・・!!
万:ま、それはこの際水に流すとして♪ ・・・いやー、久々に読み返したら新鮮だなぁ
柳:・・・何かとっても不安だ・・・・(;;)
第弐拾四話
最後のシ者
The Beginning and the End, or Knocking on Heaven’s Door
準備稿についての「戯言」拡大版
ツッコミにキリがない
柳:トップから何を煩悩全開しとるかなぁ(ーー;;と呆れられた方、そこらへんで引かないように。
万:カヲル君のセーラー服姿は一部で結構有名らしい(^^;;;ですが、これが件の準備稿に出るのは第1稿のみのようです。第2稿については読み返してみましたが、明確にそういう記述はなさそうです。ま、ON AIR版に準じた格好と考えて良いのでしょう。
柳:野火ノビタさんという方がセーラーのイラストを付けてらっしゃいます。・・・が。やっぱり開襟シャツがいいわ♪というあたりで柳は落ち着いてしまうのですね(^^;;
「可愛らしい紺色の水兵服」とまで書かれているんですが、柳にとってはカヲル君に「可愛い」という形容詞は甚だ違和感があるのです。いや、カヲル君が可愛くちゃいけないってんじゃないんですが(ーー;;。
万:確かに、銀髪紅瞳の美少年がセーラー服(しかしよく考えたら、もとはといえば海軍のごっついおっさんがたが着用するシロモノ)着てたら「可愛い」ですな※3)
柳:でも、可愛すぎていかにもアリキタリ、ただのキレイな男の子に堕してしまうような気がします。柳としてはカヲル君の魅力はあの年齢不詳&とってもミステリアスな雰囲気にあると思ってるので、ON AIR版の開襟シャツは正解だと思ったのでした。
万:・・・つとめてマトモな方向に話をもってこうとしてるな、柳・・・・。誰だっけ、「セーラー服より開襟シャツのほうが色っぽくていい」っつってほざいてたの?
柳:第一稿、リツコさんがシンジ君と駅のロータリーでカヲル君を待っているシーン。煙草に火をつけようにも風でなかなかうまくいかない。そこにすっとシンジ君が手を差し出して、風を避けてあげるわけですが・・・・・・。
シンジ君、えらく慣れてないか!?
万:まるでホストのにーちゃんの如きアクションだよねえ
柳:リツコさんはそれを「いつも周りに気を遣ってるのね」と評しますが、ありゃどっちかっつーと身に染みついた癖だよ、と突っ込みたくなるタイミングです
万:シンジ君よりも、むしろカヲル君に似合いそうな動作ですね
柳:あ、それは無理。うちとこのカヲル君、煙草嫌いだから
万:そりゃうちも同じだけど・・・
柳:相手が加持さんあたりなら、なんの躊躇もなく、冷然と「消してください」とか言い放ちそうなんですが、相手がリツコさんだと微妙ですね。物凄く困ったような、悲しそうな顔で煙草を挟んでる指先を見つめて、その視線に気づいたリツコさんが苦笑して消すってとこかな
万:柳、さっそく妄想モードに突入してる・・・
柳:いーじゃない!! 第一稿だと、カヲル君はリツコさんが捜してつれてきた子ってことになってるし、満更縁がないわけじゃないでしょ
万:「約束の刻」でもそーだったけど・・・柳、なにがなんでもそういう構図を作りたいわけだな?その挙句が・・・※4)
柳:ええい、そういうことは柳が本編書き上げてから喋んなさいっ!
柳:このくだりは万夏もまともに引用してたね
万:だってアンタ、あの海のシーンが書きたくて「悲しみの感触」書いたようなもんだからね。ここらへんは結構セリフをイタダキしてます。
柳:しかし・・・このセリフをON AIRで言ってれば、カヲル君も「ナルシス@モ」だの「第17使徒ホ@リス」だの、非道な名前を奉られずに済んだろうにねえ
万:第一稿の海のシーンを見る限り、そっちの素養があったのはシンジ君だもんなぁ。
柳:カヲル君、むしろそういう目で見られたことを恐怖してるフシさえある。(何かイヤな思い出でもあるのか!?)
万:脱ぐのでも、シンジ君ばかりが妙に意識してる。カヲル君が抵抗無さすぎだって話もあるけどね。(水没した廃ビルの中とはいえ、フツー戸外でそう簡単にすっぽんぽんになったりはしない)
柳:・・・そりゃ否定せんけどね(ーー;(常識が一寸ずれてるんだな、要するに)・・・それで、ああいう仕儀(参:悲しみの感触)に相成ったわけだな?
万:うちとこのシンジ君じゃ、キレんかぎり好きな相手も押し倒せんからなぁ。(たとえ相手の意識がなくてもナニが精一杯らしいし)
柳:・・・・言うなよそれを・・・(泣)
万:カヲル君の自殺癖の噂はここらへんが端緒な訳ですね。
柳:第一、第二稿共、この記述はあるようです。ますます「影のある美少年」の王道突っ走ってますね
万:「自分が何者か」ということに対して悩んだ結果なのでしょうか?
柳:「家庭的にはいろいろあった」「何処にでもいる薄幸の美少年」だってさ(日向の調査より)
万:あんなのが何処にでもいてたまりますかい(ーー;; ・・・それにしても、「幾筋もの傷」ってーくらいだから、切ったのも一度や二度じゃないでしょうね。いかんなー、命を粗末にしちゃぁ・・・
柳:自分の存在の重さに耐え切れなかった結果と解釈すべきでしょうか。カヲル君が自分が使徒だと知ったのは10歳のころだそーですが、結局フィフスチルドレンとして送り込まれるまでに物凄く悩んだんだ、という一面を言外に見せるカットですね。
万:「御使~」でサキがカヲルの記憶を暗示で閉じていたのも、(どうせ死にはしないにしても)そういう苦悩からカヲルが自傷に走るのを可能な限り食い止めたかったのかな。うーむ親心おやごころ(^^)
柳:そのサキに無茶苦茶非道な役をふっときながら何を今更・・・(参:「僕が、さよならを聞いた夜)
柳:第一稿、例の「人工進化研究所3号分室」に侵入したカヲル君が、そこにいたレイから、「使徒」という言葉を聞いてのリアクションです。
万:結局、準備稿のカヲル君はどっちにしろ本能が指し示す処へ突っ走ってしまってる訳ですが、この科白は含みがありますね
柳:厳密に言えば使徒=天使(Angel)ではないんですけどね。(流石カヲル君、とっさに頭の中で翻訳したな) これは結局、自分もまた神の側の者ではないという意味かな?と勘ぐりたくなるような科白です
万:柳、なんだかんだ言って自分でネタバレしてない?
柳:うう、やりにくいなぁ・・・
万:ちなみに「僕が、さよならを聞いた夜」前編冒頭の科白はここからのイタダキです。気づいた方、おられますかぁ♪
柳:だからってそっちへ話をもってくかぁ!?
万:柳が喋りにくそうだから喋りやすい話題を提供してるだけだよぉ。だってそれにここ、もともと裏じゃない♪
柳:うっうっ・・・・復帰早々テンション高い奴・・・。そのテンションをどーして宿題片づける方へ持っていけないんだ!?
とりあえず、仮復帰のご挨拶とお詫び※5)
柳:今回うちの間借り人が突然出奔いたしまして、皆様に大変ご心配をおかけしてしまいました。うちの一周年にかこつけ、ようやく本人はサルベージいたしましたが、コンテンツの復活はあともう暫くお時間を頂くことになるかと思います。
・・・・ほれ、ご挨拶!!
万:この度は皆様に大変ご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。心配してメールを下さった方、本当にありがとうございました。万夏ごときをこれほど心配して下さる方があると思うと、勿体無くて涙が出そうでした。
万夏は今現在、訳あってSSが書けません。ですが、「遠雷」については血反吐はいてでも書き上げて必ずアップいたしますので、気長にお待ち頂ければと思います。
これまでのコンテンツについても、ちゃんと復活させます。現在柳のひとりごとボードと化している「眩惑の海から」についても、ちゃんと万夏のトップからリンクを張り直しますので、いますこしのご猶予をください。
この度は、本当に申し訳ありませんでした<(_ _)>
柳:・・・というわけで、近日中にページそのものは復活する予定です。言語道断な奴ですが、どうぞ皆様お見捨てなく・・・・<(_ _)>
柳・万:それでは皆様、次回があればまたお会いしましょう(^^)
2018.12.2追記
※1)version1.0「準備稿に関する寝言」は表の「寝言」拡大版「いやー、放映されなくてよかった(^^;」として掲載しました。…現在のところ復刻の予定は…ございません。(柳)
※2)SS「悲しみの感触」のこと。新サイトには未掲載ですが…読みたいという方、おられます?(万)
※3)どーでもいいかもしれませんが、セーラー服の形状は水兵が水に落ちたときに即座に服が脱げるように襟が広いんだそうな(<衣服は泳ぐには邪魔になる。下手すると溺れる)。その昔中学高校とセーラー服を着ましたが、世辞にも脱ぎやすいシロモノではなかったがなぁ…(柳)
※4)タカミ君の登場に繋がるわけです。はっはっは(<居直り)(柳)
※5)なにぶんにも20年前の話で、柳・万夏共々何が起こったのかよく覚えておりません。何らかの危機状況にあったことだけは確かです。…戯言の履歴を見る限り、高々2~3ヶ月くらいのもんなんですがね。ファイルは散逸するはサイトは無茶苦茶になるは…何だったんだろう。(柳)