隠し部屋の莫迦話

池田さんのライヴに行ってきました!編

2019.6.16

千柳亭春宵(以下 柳):というわけでっ♪池田さんのライヴに行ってきました♪

暁乃家万夏(以下 万):わーっ!このいけず大家!なんでつれてってくんなかったんだぁぁぁ!

柳:だって、旦那と結婚記念日でえとだもん♪

万:柳の結婚記念日って10日じゃないか!1 とっくに終わってるよ!

柳:今年の6月10日なんて月曜日だよ?ケーキ食べる以外何もできなかったんだから。ほれ、お土産のCDとDVD。

万:結局買ったんだ…DADAのユニット名で出てたもんだから買い損ねてたCDと「trio」のメイキングDVD…

柳:ええ買いましたとも。Y県のよーなド辺境までお越し頂いた上、あの規模のライヴハウスで14曲も歌って頂いて、軽食とドリンクついて¥5000なんて!…何か買わないと申し訳ない気がしたのですよ。本当は「trio」のCDを探していたのですが、ネットショップでも売り切れになっていたし、やっぱり会場にもありませんでした。再販してくれないかなー…
 …で、機嫌直った?

万:うー…何かはぐらかされた気がする…

はい、初めてです!

柳:自慢ではありませんがコンサートだのライヴだのってあまりでかけたことはありません。そもそも人混みが苦手で…

万:うそこけ。昔NG FIVE2 のコンサート行っただろ。

柳:そんなもん、それこそン十年前だってば。あの頃のテンションは異常だった…(しみじみ)あとは彰さん(Novel-4「夢のきざはし」の共同執筆者)にASUKAのコンサートへつれてってもらったくらいかな。

万:基本的にお供なんだよね。

柳:そーです。柳が能動的に「ライヴ行きたい!」などと一念発起したのは今回が初めて。…だもんで、2曲ほど歌ったところで池田さんから「今日初めて池田聡をナマで見たと言うひと、手を上げて貰えますか」とご下問あったら恥ずかしながら手を上げるしかなかったのでした。

万:アタマ2曲というと「砂丘~ハイヌーン・ロマンス~」と「モーニング・グローリー」…

柳:「しょっぱなから知らない曲ばっか歌ってって思ったでしょ」と仰せあったもんで思わず小さくなってました。そりゃ「砂丘~ハイヌーン・ロマンス~」はオニのよーに聴いてましたが「モーニング・グローリー」はユニット名「DADA」で出しておられたアルバム収録の曲だったので確かに知らなかったのでした(だから即座に買って帰ったってのもあったんです)

万:ICEBOX名義の曲も実はノーマーク…(汗)

柳:「IS」名義のシングルは一応全部持ってるはず…でも実は存じ上げない曲がまだあるのかも…ああ勿体ない、やっぱり入ろう「APERITIF CLUB」3

間の取り方が素敵です!

万:ご挨拶があった後はいきなり「濡れた髪のLonely」うくく♪

柳:そこで変な笑いをしない!

万:だって、「濡れタカミ」事件4 思い出して

柳:思い出さんでよろしいそんなもの!

万:はいはい、その後は「j.e.a.l.o.u.s.y」「マリッジ」ね

柳:「j.e.a.l.o.u.s.y」は「No Apology」と同じメロディなので、歌詞が始まるまでどっちかなーってわくわくしながら聴いてました。既に柳、若干呼吸詰め気味でしたね。
「マリッジ」を歌うまえだったと思うのですが、「知らない曲ばっかり歌うといけないんだけれど」的なことを仰ってましたが、「マリッジ」って確かシングルカットもされてたのでは。ココロの中で「そんなことないですうぅぅ」と叫んでました。はい。5

万:そのあと「ハナノタネ」「thanks my dear」と続く。素敵な曲なんだけど若干重い…?

柳:そこで「皆さん、重い歌が続いて少し息つめちゃってるでしょ。休憩しましょ」と仰って、会場内に思わず笑いが。柳、確かに呼吸詰めてました。池田さん、あの間の取り方が素敵です。

インターバル後

柳:休憩後の1曲目は「あなたがうれしい」。シングル「銀のシルエット」収録ですね。そこから「月の舟」ときて、「また雨が降る」

万:雨降りだったもんね。当日。

柳:基本、池田さんは晴れ男なんだそーです。ライヴの時に雨降ると本当にたいへんなんだけど、でも、雨とか嵐もわくわくする…と仰ってました。何かわかるなぁ

万:「また雨が降る」もアルバム「Wish」からだね

柳:アルバム収録した後から殆ど演ってないので、間違ったらごめんなさい…とか仰って、本当にイントロでとちったのは実はわざとじゃないかと旦那が突っ込んでました。ちなみに旦那は昔、音楽に片脚突っ込んでたのでそーゆーのはわかるらしいです。

万:柳の安い耳じゃわかんないよね

柳:あんたに言えた義理か。ま、そこは否定しません。自分のマンドリンひとつ調弦するのに器械と首っ引きでしかもえらく時間かかってしまう柳としては、トークの隙間にちょっと言葉を選んでるのかなーという程度の時間でさくさくとしかも一曲ごとに調弦される池田さんが神様のよーに見えたのでした。さすがプロ…6

万:柳の安い耳だと曲順さえ怪しいよな。モノクローム・ヴィーナスの後が「思い出さない夜はないだろう」だったか「悲しみにキリがない」だったか記憶が飛んでるってんだから

柳:ええい、やかましいわ。聴いてて思わずうっとりしちゃって頭ん中でメモるのも結構たいへんだったんだいっ!池田さんの「長いタイトルが流行った時期でした」というコメントがアタマにこびりついてしまって、ライヴ終わって帰りの車の中で携帯のメモに入力しながらどっちだったかわからなくなったのでした。とほほ…

万:タイトルの長さで言うと「思い出さない夜~」?

柳:あぁっ口惜しい思い出せないぃぃぃでもなんだかやっぱりそんな気がっ

万:とりあえず先いっていい?

柳:はい…(涙)

また行きたいです!

柳:ええと、ラストは「雪~あなたがいてくれたら~」でした。最後のラララ…の部分は皆で大合唱。リピートのところでご自身はふいっとパート変更してハモらせてみたり。そこでやっぱり何人かそっちにひっぱられると、「あ、引っ張られましたね」とすかさずツッコミ…

万:いいなぁ

柳:ラストの曲はかならずこれにするんだそうです。片思いとか、思いが届かないとか、そういう歌が多いから最後くらいしあわせな歌を、ということなんだそうで。それと、会場内でのラララ大合唱も恒例なんですと。嗚呼、また行きたい…

万:今度は連れてって。連れてってください。…てか、連れてけ!

柳:わかったから掴みかかるな。
 ええと、やっぱりちゃんとありました。アンコール。旦那に言わせると、「雪」のあとで挨拶して退場されるときに、譜面台に譜面が残ってたからああ、アンコールあるんだなと思って手拍子してた、とのこと。実は柳、アンコールをせっつくのはあまりよくない、という話をきいたことがあるのでどうしたもんかなと思っていたのでした。…ホントによく見てる旦那。

万:東京オリンピックの私的応援ソングです、といわれて、「東京タワーを消せるなら」を思い浮かべた莫迦が此処に居ます

柳:はい、ごめんなさい。「あなたにもっと素敵なTokyoを見せてあげたい」というフレーズを聴くまで気がつきませんでした。

万:消しちゃ駄目だろ東京タワー。

柳:そんなわけでアンコールは「倉庫ロフトBarにて」でした。
柳が聴き取った限りでの曲リストがこちら。落としてたらどうしよう…

  1. 砂丘~ハイヌーン・ロマンス~
  2. モーニング・グローリー
  3. 濡れた髪のLonely
  4. j.e.a.l.o.u.s.y
  5. マリッジ
  6. ハナノタネ
  7. thanks my dear
  8. あなたがうれしい
  9. 月の舟
  10. また雨が降る
  11. モノクローム ヴィーナス
  12. 思い出さない夜はないだろう
  13. 雪~あなたがいてくれたら~
  14. 倉庫Barにて(アンコール)

 至福の時間でございました。しみじみ。

旦那に、ありがとう

柳:「trio」のCDはありませんでしたがDVD「making of trio」の販売があったので、思い切って買ってしまいました。でも買って良かった!「trio」の収録曲が全曲フルバージョンではいってるのですね。メイキングという意味を多少取り違えていた柳でした。「thanks my dear」のフルバージョンがもう一度聞けて嬉しかったです!「trio」を買い損ねてお嘆きの向きは、DVDお勧めです。ああでもやっぱりCDも欲しいよぅ…

万:song noteシリーズは再販しないという話も聞くしなぁ。…もういっぺん観よ、DVD

柳:「モノクロームな月の舟に映る君はヴィーナス」もDVDでフルバージョン聴けました。ライヴ終わったあとで会場内で流れていたのですが、さすがに同道の旦那に「最後まで聴かせて」とは言いづらく…旦那に置いてかれそうになりなったのでさっくりDVDを買うことに決めたのでした。はっはっは。
 でも今回、過去に音楽に片脚突っ込んでた旦那がいたお蔭で…いろいろライヴ中の疑問が解消しました。ありがとう、旦那!

万:チューナーのこと?柳が見えてなかっただけでちゃんと手元にあったよって話

柳:それもあるけど、謎のコーラスの話。ギター一本、完全にソロのはずなのにサビんとこでコーラスが聞こえたのですよ。アレ何だったんだろう、って聞いたら、旦那はこともなげに「あー、あれエフェクター」って

万:柳もそーいうモノエフェクターがあることは知ってても、傍にはだれもいなかったってんで疑問だったわけだな

柳:そうそう。旦那曰く、あーいうのはアーティスト本人が演奏しながらペダルで操作してるもんなんだと。そりゃそーだよね、ギター弾いてれば両手は塞がるし、本人が操作するんだからタイミングはずれない。ただ、最初の音の調整をきちんとやらないと聞き苦しい音になるから、ライヴの前には音合わせが必要なんですと。成程、ひとつ賢くなりました。うんうん。

万:はい、柳が「I wish your happiness」のシリーズで知ったげなことを書いてますが、いかに付け焼いた刃かわかりますねー?オタマジャクシにドレミを振ってから曲の練習するレベルですからねー?

柳:それこそ言えた義理か!?
 まあそれはさておき、旦那に言わせると…ノリノリの曲も演奏できるんだし、もっと楽しそーな曲も歌えばいいのに、だそうです。ご本人も仰ってますが、片思いとか、思いが届かないとか…そういう切ないシチュエーションが多い。ツラくなったりしないのかなぁ、と真顔で言ってました。

万:いやいや、色恋沙汰なんて拗れてナンボですから…

柳:またそれを言う(--;もうチョイ柔らかい表現はできんのかおのれは。
 ま、実際「愛するだけで愛されるなら、どんな小説も書けやしない」7んですよね。旦那にゃちょいとわかりにくい世界だろーなー…ウチの旦那ってかもたつ8 大好きな御仁だし。

万:…旦那、気づいてないんじゃない?自分の女房が骨の髄まで腐○子って

柳:否定はしないけどあんたにだけは言われたくないよ!

柳・万:それでは皆様、次回があればまたお会いしましょう

  1. 柳の結婚記念日は6月10日。察しの良い方はお気づきかと思いますが、ヤン提督ご夫妻の結婚記念日でもあります。…てか、柳が無理矢理そこにあわせたというのは今だから出来るお話(柳) 
  2. その昔「鎧伝サムライトルーパー」というアニメがありまして、主役声優さん5人でユニット組んでました。それが吃驚なことに広島のフェニックスホールに来たことがありまして、姉のお供で行ってきたのでした(柳)
  3. APERITIF CLUB…池田聡さんのオフィシャルファンクラブ 
  4. 濡れタカミ事件…その昔、「EVAに関する万夏の戯言」をファイルに起こしてて、普通に上記タイトルを打ったら「濡れタカミのLonely」って変換されて柳が一瞬爆死した一件。何想像したんだこのむっつり(笑)(万)
  5. マリッジ…アルバム「WISH」に収録されてますが、同じアルバムに「ポストカードと水曜日」も収録されてます。そりゃあ聴き倒しましたとも(柳) 
  6. しかもライヴ中はチューナーなしで調弦してるように見えたので肝を潰しました。しかし後から旦那が言うにはちゃんとチューナー置いておられたそーです。よく見てたな、旦那
  7. 「倉庫Barにて」の一節
  8. 嘉門達夫。 「あったらコワイセレナーデ」ってご存じ?